チャンスか暴挙か? | 中央区 日本橋 茅場町の税理士事務所 - 細谷有子税理士事務所
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ほっと一言

所長の細谷有子のブログです。

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2016年1月15日

チャンスか暴挙か?

 平成28年。 改めて平成になってからもう28年・・もうすぐ30年に手が届く
程になっているのかと思うと、歳月の流れるのがいかに早いかと実感する。
つい2週間ほど前には、「今年で最後の築地に買い出し!」と人込みに揉まれ
「福袋」を探してお台場をうろついていたのに、もう日常業務に埋もれて
毎日残業の日々が続いている。

今年初めての研究会出席した。
事業再生のコンサルを中心にやっている会社で、ここ4~5年全く新しい視点
での経営について、様々な業種の人が集まり勉強をしている
年初の研究会という事もあって、「今後の政府の企業に対する対応について」
という話を聞いた


 安倍政権の今後の方針は、極端に言うと

    法人税を納めている優良企業を優遇して育て
    法人税も納められない様な企業は廃業に勧誘していく

というものだ。 ・・というのは、以前から言われていることだが

その一環として
①借入に関し「保証協会の保証率を下げていく」という方針が決まっている
 らしい。
 現在 1250万円までの借入に関しては中小企業(従業員5人以下)の場合は
 保証率100%。 それ以外は80%となっているが。
 今後は保証率を80%から50%に引き下げ、最後は30%までに持って行く考えだという。
 融資を厳しくして廃業へと勧誘していくという。

②その一方で、優良企業や創業する企業などには「補助金」による支援を
 厚く行うことや、創業融資では第三者保証の撤廃や有担保保証による借入を認め
 融資を受けやすくしていく方針も打ち出され、既に動き出している。

国としては、新しい企業の立ち上げや、既存の会社の新規産業開拓などを中心に
支援していく仕組みを作っており、逆に創業5年超で法人税の納税なし。しかも
リスケを受けている様な企業は締め付けの対象になって行くこととなる。

こういった国の姿勢を受けて、我々の企業を守って行くためにはどうしたらよいのか。
①まずはP/Lを良くして利益を出す。
 特に売上総利益(粗利)をUPさせる。
②B/Sに関しては、現預金を厚くする
  そして 固定資産 ⇒ 流動資産へ
  負債に関しては 短期 ⇒ 長期 へ 移していくことによって企業会計が
  健全であることを見せることが出来るという訳です。
  つまりオフバランスにすることでB/Sの資産と負債をすっきりさせることができ
  外部評価が高まり、借入や金利の負担を減らし、資産利益率を高めることが
  出来るという事になります。
  

   今は 【創業より守成】と言われました。
     守成・・・創業を受け継ぎ、事業を守る

 この国の方針をチャンスと捉えるか。 
 とんでもない暴挙と捉えるか。 
 
 チャンスとして利用できる元気な会社にしていきましょう!!!