答えのない事態に耐える力 | 中央区 日本橋 茅場町の税理士事務所 - 細谷有子税理士事務所
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ほっと一言

所長の細谷有子のブログです。

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2020年6月18日

答えのない事態に耐える力

天気のUP・DOWNが激しく、例年の6月はどの様な状態だったか
と考えても、思い出せない??

去年の状況どころではなく、この1ケ月 何があったかな・・・とふと
立ち止まって振り返ってみたが

  5月は3月決算申告で例年のごとく繁忙期。
  プラス コロナの助成金や借入の手続き・問い合わせに追われ
  事務所は電話が鳴りやまない状態。
  社員は、4月からの在宅勤務状態を継続して6月からも週3日の
  出社体制で仕事をしている。
  5月後半は久し振りに土日出社。
  
  家のベランダでは例年のごとく「スズメのお宿」が開業し
  生まれたばかりのひなたちのピーピーと餌を欲しがる声が
  朝から鳴り響いている
 
  6月になったら休みが欲しい・・と一大決心をして土日を挟み
  6日間の休みを取った。
  主人と私と犬とウサギ・・車に荷物を積んで長野に大移動。
  何をするわけでもなく、ぼうぼうに生えた庭の草むしりを
  しては腰が痛いと言って作業と休みを繰り返す。

  6月10日休みの最後の日に、急に犬が亡くなった。
  つい1時間前には庭で風に吹かれて気持ちよさそうにして
  いたのに。
  家に連れて帰って、荼毘に付した。15年間楽しかったね!

  顧問先へ伺うのに、電車に乗った。コロナの不安はまだまだ。
  車内は全員 マスク! 周りを意識してしまう。
  一つずつ席を空けて座っている。ソーシャルディスタンス。
  この意識は十分にいきわたっているのだ。
  どこかに緊張感が漂い。改めて東京に帰ってきたと感じる。

 通勤途中のラジオから、「ネガティブ・ケイパビリティ」という
ことばが流れてきた。
もともとは、1800年代初めに詩人キーツが「不確実なものや未解決
のものを受容する能力」として記述したものらしいが、2020年
コロナ禍が引き起こした不確実な不安の中で「答えのない事態に
耐える力」として提唱されているという。

「考えたくない事」を考える力。
「どうにも答えの出ない、どうにも対処のしようのない事態に
 耐える能力」
まだ、この言葉の本当の意味を理解してはいないが、なんとなく
今の混沌とした時代を生き抜くためには鍛えていく必要のある
能力のような気がする。