通して欲しいニャー! - 中央区 日本橋 茅場町の税理士事務所 - 細谷有子税理士事務所
Blog

ほっと一言

所長の細谷有子のブログです。

ほっと一言
2025年3月21日

通して欲しいニャー!

東京に久し振りに本格的な雪が降った。
雪を見るのは何年ぶりだろうか・・・豪雪で被害にあった方々には
申し訳ないが、懐かしく気持ちが和らぐ。        
でも、1時間ぐらいであっという間に消えてしまった。

 最近は色々な機会に「AI」というワードを聞くことが多い。
税理士会の支部でも、研修が始まっており その活用方法が広がって
いるようだ。
そのような流れの中、YAHOO ニュースに【デジタル導入の「教育先進国」
で成績低下や心身の不調が顕在化・・・フィンランド、紙の教科書復活「歓迎」】
という記事が載った。
 
 フィンランドは教育を柱とした人材育成に国家の命運を懸けて1990年代から
デジタル化の導入を進めてきた。結果国際学習到達度調査(PISA)では2000年
には読解力が世界一と評価され、03年には数学的応用力。06年には科学的
応用力も1・2位になっていた。
だが、22年には3分野の順位が 14位、20位、9位に落ちたという。
フィンランドは今、この逆行を受けて教科書をデジタルから紙に戻し始めている
そうである。
本を読んだり、手で書いたりする学習は、自分で情報を整理したり、想像
したりする機会が多くなるわけで、画面を見るだけやクリック一つで回答
を得られたりすると、考える過程がおろそかになる可能性があり、子供の
集中力が低下して短気になるという傾向が出ているらしい。
 韓国でも今年からデジタル教科書の配布を始めたが導入するのは32%に
とどまり、「未来の教育に必要なのは、AI技術より問題解決能力だ」と
教員労組が訴えているという。

 日本はフィンランドから遅れてやっと本格的に教科書のデジタル化が導入され
ているが、海外の動向を十分に検討した様子は伺えない・・と記事は締め
ている。
これからデジタル導入が日本でも積極的に行われていくとなると、どの様
な現象が起こってくるのだろうか?

 
 近所のガストには猫型の配膳ロボットなるものが導入されている。
店内を出来立ての料理を運んで動き回っているのだが・・・見ていると
通路を人が塞いでいるときがあり、ロボットは狭い隙間を懸命に縫って
動こうとしている。
「ちょっと避けてあげればいいのに!」と思うが、相手がロボットだから
なのか? 全く自分以外のことに興味がないのか? 
どうしても通れない時 ロボット君は叫ぶそうだ。

    「どいてほしいにゃ!」 「通して欲しいにゃ~~」

どっちがより人間的なのだろうか。

(追)SNSには・・・何故客が避けないといけない! との投稿も
   ありました。

どっちがより人間的なのだろうか???