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ほっと一言

所長の細谷有子のブログです。

ほっと一言
2017年10月19日

前頭葉を鍛えましょう

   昨日は一挙に秋から冬へと季節が移り、12月半ばの気温だったそうです。
今年はまだ衣替えをしておらず・・・何を着たらいいのか、戸惑う毎日ですが、
皆様体調を崩していませんか? この様な天候の移り変わりでは、崩さない方が
不思議なくらいですね。

 天候だけでなく人々の気持ちも乱高下しているようです。先月も世界中が
ざわついて落ち着きのない状態・・・と書きましたが、最近はもっと身近な
処での 人々のイラつきが目立っていますね。
「キレる」という言葉は何時から生まれたのでしょうか?

キレるという言葉を検索してみると
【諸説あるが、古来のことわざにある「堪忍袋の緒が切れる」から「切れる」を
 採った説と、激しく怒ったり興奮した場合、額角に青筋(静脈)が浮き立つが、
 その血管が「切れる」様相を表したとする説が有力である。】 とあった。
好きな言葉ではないが、よくその状況を表している言葉なのかとも思う。

それにしても人は最近(?)何故よくキレるのか?
日本だけでなく、中国でも。若者だけでなく、中高年も。
一呼吸おいて、深呼吸をすれば済むことなのに・・
ちょっと考えれば、高速で停車して外へ出るなど自分も死と隣り合わせになるのに・・
冷静になれば、命や人生を引き換えにするほどの「怒り」ではないはずなのに・・

「キレる」原因として、いろいろな説がネット上にも紹介されている
その中で、一番納得したのが 「前頭葉の未発達!!」
以前も、電車の中で化粧をする女性が増えたという話題の時に、同じくその原因
として、前頭葉の未発達 が上げられた。
自分と周囲との距離感がわからず。自分が電車の中で化粧して周囲からどう
見られているのかを感じることが出来ないというものだった。

 今回も:キレる原因としてまず大きいのは、「(脳の最前部に位置する)前頭
 前野が未発達であること」と語るのは聖路加国際病院精神腫瘍科部長の保坂隆氏。
 同じく脳科学コメンテーターの黒川伊保子氏も、「前頭前野が不活性であること
 最悪は未発達の状態にある」のが原因だと指摘する。
 人間の脳には前頭前野という部位があり、ここが物事全体を把握して、欲望や感情
 を抑える働きをしている。腹が立つことがあっても、ここは大人の対応をしよう、
 というような判断を下すのがこの部分。そして、食欲や睡眠欲など動物的な本能を
 司る大脳辺縁系などが先に発達するのに比べ、脳の中でも最後に成長し、十代の終
 わりまで発達し続けるというのだ。
 脳は使えば使うほど発達するが、使わなければ発達しない。したがって子供の頃、
 我慢や抑制をせずに育つと、この部分の発育が弱くなる。(NAVERまとめ)

というような意見があって、子供の育て方の変化が思わぬ前頭葉の発育不全をもた
らす一因になっているようである。

では、大人になってしまった場合は、どうしたらいいのでしょうか?
我々にも今から出来る方法がありましたので、最後にご紹介します!

 前頭葉は随意的な機能を提供する分野ですので、何も考えずただ漫然と日常生活
 を過ごしていてはほとんど鍛えられません。
 主に経験で得た社会性を判断材料として呼び出したり、あるいは蓄積した長期記憶
 から情報を取り出したりするときに使われる分野ですので、何かを思い出したり情報
 を脳から引き出すときに活性化します。
 人間は何か脳をフル活用するような高度な思考を行う際にはまず必ず過去の経験を
 判断材料に用いますので、頭を使いさえすれば前頭葉が活性化し鍛えられると言え
 ますが、特に今までの自分の知識や経験がものを言うような行動を取ると前頭葉が
 より鍛えられると言えるでしょう。
 自分の知識や経験を活用する必要があり、かつ普段から意識して行えることと言え
 ば説明です。特に学生のうちから人に勉強について説明したり教えたりすることに
 慣れておくと、年齢的な要因も相まって前頭葉がどんどん鍛えられていきます。
 もちろん成人後でも仕事内容や趣味の話で人にわかりやすいよう言葉をかみ砕いて
 説明するとき、前頭葉には大きな負荷がかかり機能が高められていきます。
 特に専門性の高い内容を詳しくない人に対して説明するときは、専門用語などを
  より一般的な語句にかみ砕いて置き換える必要があるため、説明していてもなかなか
 伝わらず歯がゆい思いをすることもあるかと思いますが、そういった状態こそが
 前頭葉に負荷がかかっていてフル回転している証拠と言えます

 Copyright (C) 2017 前頭葉の働きと鍛える方法【前頭葉の鍛え方徹底解説】
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との事でした。 ぜひ仕事時に意識して使ってください。
脳が鍛えられます。