平和への誓い

いつの間にか　オリンピックも終わってしまって・・・
猛烈な酷暑の後は　線状降水帯による大規模な水害と土砂災害で・・・
気が付くともう8月で　・・・
やっと涼しくなったかと思いきや・・・今日から又暑くなる予報！
変わらないのは　コロナの勢いで・・・

何ともめまぐるしく時間だけが過ぎていくのを感じて疲労さえ覚える。
その様なあまり自覚しないストレスにさらされているせいか？
主人曰く「最近テレビを見ながら、しょっちゅう文句を言っている」
らしい。
ストレス？　いや年かな？

　今からパラリンピックが始まるが、ともかくオリンピックが
大きな事故もなく終了してよかった。こんな状況で無事開催できるの
だろうかとも思っていたが、選手たちの一生懸命さを見ることが出来
たのはやはり嬉しかった。
ほとんどハイライトしか見ていなかったが、悲喜こもごもなドラマが
あったのだろうと想像できた。

ただ1つ残念だったのは、開幕期間中に原爆記念日があったのに
地球規模のセレモニーとしてもっと取り上げて欲しかったという事。
母の実家が長崎にあり、叔母や従姉が直接犠牲になっていることもあり
毎年　特に長崎の平和祈念式典の実況は見ている。

今年の被爆者代表の方は、92歳の元看護専門学校生の方で、
「原爆の恐ろしさを伝えるためにここまで生かされた」という強い
使命感から、90歳を超えて初めて被爆者代表に応募されたという。
平和への誓いでは、爆心地から1.8キロの実家で被爆し、ガラス片で
大けがをしながら救護所に動員された時のことや、お父様を探し
ながら経験した地獄絵図の様だった被爆直後の長崎を振り返って、
90歳を超えているとは思えないほどの張りのある声で核兵器廃絶に
向けた若い世代への期待を述べておられました。

　それに引き換え我が国の総理は・・・と言い始めると止まらなく
なるので、止めますが。

　せめて、彼女の「平和への誓い」を世界中の人に聞いてほしかった。
唯一の被爆国でのオリンピック期間中に、原爆記念式典が重なる
など、もう二度とないチャンスだったのにと残念でならない。