楽しかった2週間

先週の19日　深川の桜祭りが開催されたというのに、桜はまだ1～2歩咲き程度で散歩に
出てみたのですが、人影もまばらな様子でした。
この2～3日の暖かさで急激に満開になるでしょうか？

　今年は何故かＷＢＣに興味を惹かれ気が付けば、日本の全試合を観戦をしました。
　　　3/9の 中国戦を皮切りに
　　　3/10　韓国戦
　　　3/11　チェコ戦
　　　3/12　オーストラリア戦

　　　3/16　イタリアとの準々決勝
　　　3/21　メキシコとの準決勝
　　　3/22　アメリカとの決勝戦

振り返ってみると、2週間ほどＷＢＣにのめり込んでいたわけで、自分でも可笑しいくらいです。
我ながら「何故」と思っているのですが、多分　ダルビッシュ選手が宮崎キャンプに最初から
参加し、後輩の指導に当たっているというニュースを聞いた時、以前のダルビッシュと言えば、
近寄りがたくピリピリした印象が強い選手でしたが・・・その彼が？　今回の「侍ジャパン」に
何が起こっているのだろう？　と興味が湧いたのが最初だった気がします。
もちろん大谷が帰国して参加することも、興味がありました。

　色々なメディアでも称賛されていますが、「侍ジャパン」の団結力は素晴らしいと思います。
その力が毎日毎日更新され日々大きくなっているように感じられました。
一人一人のメンバー（選手たちだけでなく）の持っている技術力の変化。
「勝つため」にチームの一員として自分が何をすべきなのかを常に自分に問いかけている姿。
アメリカでその雰囲気に呑まれることなく実力を発揮できる精神力。
チームメイトへの心配りやコミュニケーションの取り方。
選手たちを技術的にも精神的にも信頼し、ブレることなく結果を待ち続けチャンスを与え続ける
監督の強さ。

　今日でこのチームは解散してしまいますが、きっと素晴らしい宝物をそれぞれが抱えて
次のステップへと旅立っていくのでしょう。

　今回2週間の繰り返される映像の中で、初めて大谷選手がこれほど表情豊かで、タフで、視野の
広い人だという事を知りました。

　決勝戦の前の円陣で、声出しを務めた大谷選手は
　「僕から一個だけ。　　憧れるのをやめましょう」
　「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、
　　外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような
　　選手たちがいると思う。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日を超えるために、
　　トップになるために来たので。
　　今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう」
　と鼓舞したそうです。
　　
　きっと、このチームの中から　次の「憧れの選手」が続々と登場してくるのでしょう。

　楽しい2週間を有難う！！