素敵な季節なのだから・・

駐車場の場所が変わったので、通勤の経路が変わり・・新しい季節に
景色も変わって、何となく新鮮な気持ちになる。
今までは、永代通りで桜並木を楽しんだが、新ルートでは花水木の並木を
楽しんでいる。

　　　　　　　　　　
今朝のニュースで、米連邦地裁が飛行機や公共交通機関でのマスク着用義務
を無効とする判決を出したと伝えていた。
そして画面には、「皆で大声で話し、笑い合えるのが嬉しい」と満面の笑みの女性
が映し出されていた。
この判決を受けてバイデン大統領は
　「マスク着用はアメリカ人の判断に委ねられる。それは彼ら次第だ」
と答えたようだが、果たしてこのような返答で良いのだろうか？
むしろ報道官の女性が
　「公衆衛生上の決定は、裁判所が行うものではない。
　　公衆衛生の専門家が決めるべきものだ」
と述べていたほうが理にかなっているように思えた。

片や日本では、「もうマスクが手放せない」と語る若者がインタビューに答えている。
　まだまだコロナが収束していないのに、不安である・・・というのは尤もなのだが
　　マスクのない顔を人前に出したくない
　　化粧や髭剃りが面倒
　　マスクをしていないと不安でたまらない　
　　食事の時も、マスクを外すのが不安？　　・・・　等々
変な精神状態を引きずってきている

　「ソーシャル二日酔い」という言葉を先日初めて聞いた。
要するに　”人疲れ　”　の事らしい。
いまさら・・という気がするが、この3年間の生活の変化がいかに根深いか改めて感じられた。
外部との接触が減り、狭い世界の中で情報ばかりが溢れて居たり、あるいは
ほとんど情報が遮断されていたり。
入手した情報がフェイクだったり・・・・

　自分が自分らしく居るために、最低何を基軸にしたらいいのか。
それさえも揺らいでしまう。

　せめて、1日1回は（マスクをして）外に出てみようか。
だから、何が起こるのかと言われればわからないけれど、人や動物や草木の息吹に触れることが出来るだけでも、少し気持ちのゆとりが生まれるかもしれない。
せっかくの素敵な季節なのだから楽しみたいですね。