ほっと一言
所長の細谷有子のブログです。
- ほっと一言
- 2022年11月17日
新しい芽吹きは見つかりましたか?
先週近所のマーケットに買い物に行ったところ、売り場が全面「正月」バージョンに
なっていて、驚きました。
まだ11月中旬じゃないか・・・と思いつつも、「今年は早かった・・・ね」という周囲
の声が多く聞かれる中、2022年の寅年ももうすぐ終わるのだな! との実感が湧いてき
ます。
年初に、今年は36年に一度の「五黄の寅年」
冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になると
いうイメージがあるらしいです。
寅年のエネルギーを味方につけて、今年を再生の年にしましょう!!
といった内容のメルマガを送らせて頂きました。
弊所にも、毎日毎日多くのメールが届きます。
読み終わったと思って振り返ると、また20通・30通と未読が増えていて、時々溜息が
出ます。
その中には税理士事務所向けの多くのセミナー等の案内があります。
今の主流は
➀ 経営コンサルタント
② M&A
③ 事業承継
④ 相続の事前相談等
⑤ 国際税務
AIの導入によりなくなる仕事として、税理士業務も挙げられていました。
個人的には全く心配してはいないのですが・・・それこそ手書きでの帳簿作成をして
いた頃を経験している身としては、パソコンが導入され会計ソフトが発達したときに
すでに「産業革命」的変化を経験しています。
税理士事務所の「記帳代行」や「申告書作成」といった基本の作業が誰でも出来る
作業にシフトしてしまったとき、今後我々はどのようなサービスを提供していけば
いいのか・・・随分考えました。
既存の税理士業務にとらわれるのではなく、「税務会計の専門家としてどのように
顧問先に貢献できるか」
顧客のニーズもどんどん変化していきます。
変化する顧客ニーズを踏まえて自らの業務領域や事務所の方向性、具体的なサービス
内容を検討していく必要があり、今まで培った知識や経験を通してより高付加価値
業務への領域に進んでいかなくてはならないのでしょう
楽しみもありますが、日々の勉強も必要です。
そして若い職員の力を借りることも必要となります。
今年何か新しい「芽」は見つかりましたか?
来年は、それを育てる年になるのかもしれませんね。