ほっと一言
所長の細谷有子のブログです。
- ほっと一言
- 2024年2月15日
気軽に行ってみたら・・・
梅と桜が満開とのことで、「熱海」に行ってきた。(もちろん日帰り)
何十年ぶりだろうか? ほとんど車でしか行ったことがなかったが、今は
新幹線で30分でついてしまう。・・・眞に「通勤圏」。
そういえば 温泉や自然を楽しみながらリモートワークが出来るという
ことで中古マンションの人気が出ていると報道されていたような気がする。
ともかく・・・順調なのはそこまで。
街中渋滞で、梅園行きのバスは”熱海らしい”何とも狭い急勾配の坂道を
ノロノロ走る?
車窓から見える久々の熱海は、新しく建築された施設と鉄骨が錆びついた
まま放置された取り壊し途中の建物が入り混じり、廃れているのか活気
づいているのかわからない不思議な雰囲気を醸し出していた。
それでも「梅園」はまさに見頃で楚々とした花が咲きほこっていた。
海まで歩いた。
下に降りるにしたがって、人が増え お昼を食べようと目指した店は
長い行列・・・見渡せばほとんどの店の前からは長蛇の列が伸びていた。
しかも、半分以上が「若者」。10代~20代のグループが目を引く。
彼らは何をしに「熱海」に来ているのだろう?
若者をここまでひきつける何があるのだろう?
疑問だけを抱えて、帰ってきた。
帰宅してから調べてみたら、
「熱海市はバラエティ番組や旅・グルメの情報番組のロケを積極的に
”無料”でサポートしている」そうで、テレビ番組が呼び水になって
やってきた若者たちは、グルメを楽しみ、人気スポットを訪ね、花火を
みて、温泉に入らず日帰りするらしい。
昭和の人間にとっては、 熱海=温泉 なのだが、平成の若者に
とっては、新しい観光スポットになっているようだ。
「梅と桜が一緒に咲いている」とのニュースの情報にひかれて気軽に
訪れてみれば、風流な花見ではなく 人の波と渋滞と11000歩の万歩計
の数値。
温泉にも入ることができず新幹線に駆け込んで・・疲れたね!!
それでも実際に行ってみたからこそ思いがけなく時代の変化に触れま
した。
百聞は一見・・・ですね。肌で感じることは大切です。
★懲りずに、翌日豊洲にできた「千客万来」へ行ってきました。
ほとぼりが冷めるまで行くところではありません!