ほっと一言
所長の細谷有子のブログです。
- ほっと一言
- 2013年2月14日
知り合うことの大切さ
先日「ジェネレーション天国」というテレビ番組を見ました。
60代をバナナ世代、40代をキウイ世代、20代をマンゴー世代と称し、各世代の代表タレントが、それぞれの文化や流行を徹底比較する、といったバラエティ番組です。
色々なテーマで3世代の暮らしを比較していましたが、たった40~50年の間に日本人の暮らしは劇的に変化したんだと改めて感じました。
バナナ世代の電話は「黒電話」で、本当に貴重なものだったからレースの敷物の上に置き、レースのカバーを掛け大切に扱っていた・・・とか
バナナ世代にはペットショップなどなくて、犬は雑種がほとんどで、拾ってくるか、貰うか、いつの間にか居ついているかだった・・・飼うのは外でエサも人間の残り物を上げていた・・・とか
テレビが放送を開始したのは1955年で当時は全て白黒放送だったカラー放送になったのは1960年から、当時の番組表にはわざわざ「カラー放送」と書かれていた・・・とか
色々なエピソードが語られる度に、「それって本当の話ですか?」と想像すらできないマンゴー世代の若者達の反応に、「そうだったよね」とほとんどの場面を経験してきた世代としては逆に「本当に知らないの?」と聞き返したい程でした。
どの時代がよかったかなどと単純に決めつける事は出来ないし、それぞれの世代が大切にして生きてきたものが在って、それが大きく変化しているとは言っても、やはり日本という国は世界の中でも平和で、安全で、衛生的で暮らしやすく優秀な素晴らしい国だと思うのに・・・この頃のニュースなどを見ていると、世界からは「国力が衰えた国」として扱われているように感じる時があって、少し悲しい気がします。
自己主張をしないから?
アピールをしないから?
色々な評論がなされていますが、やはりコミュニケーション不足なのでしょうね。
日本人同士でさえ3世代間のギャップは大きい。
そのギャップを理解しあい楽しめるか・・・あるいは拒絶し馬鹿にし合うか・・・
どちらにしろ、相手をよく知り、自分を知ってもらう努力は必要だと思う。
中小企業もどんどん国境を越えて商売を広げている時代。
日本人の誠実さを示しながら、誇りを持って主張していきたいものです。
(今月の事務所)
事務所は今、確定申告と2月申告の両方に追われ毎日残業状態です。
沢山の書類が届き、スタッフの周りは箱だらけになっています。
それでも、少しは広い事務所になったので、探し物がなくなりました。
例年のことながら、3月末までこの状況が続きます。
頑張ります!
そして、皆様のご協力お願いいたします。